オータニ・モンゴルの里

オータニ モンゴルの里のゲルの日時計



皆さんは時間を知りたいなぁと思った時どうなさいますか?
さぁ、一服したいなぁと思った時にマッチ(ライター)を持ってなければどうなさいますか?
人恋しいなぁと思った時 あなたならどうなさいますか?

この様な質問は、何処の国のお方に尋ねるかによって、習慣や答えのパターンは違ってきますよね。


モンゴルのゲルに住む遊牧民たちは日時計を持っています。
腕時計ではございません。
携帯の時計を覗くわけでもございません。
朝日が昇るとゲルの天窓から日が差し始めます。
ゲル内の西側に朝日が差し込み、時間の経過とともに北へと移り午後になると東側が燃える様な暖かい陽射しに包まれます。
そう、窓から差し込む陽射しの位置によってその時の時刻を知ることができるのです。

窓と違って、天窓からいただく日差しは、目覚めとともに手元を照らし、日の入りとともに一日の終わりを教えてくれます。また照明とは違って、優しくちょうどいい明るさのゲル内は落ち着きのある心地よさに包まれていて、なんともありがたい日時計。


モンゴルの里の日時計、いつも時間を知らせてくれてありがとう。

と、同時に天窓から望む世界に守られて日々の営みが脈々と続きます様に。

そして、嵐 あられ 雹 霧 雨の日にたとえ日時計が見えなくても

健やかな自由な心で、今を見つめ合える様になりたいです。