ゲルはモンゴル高原などで家畜と共に移動しながら暮らす草原の民が、組み立てがしやすいように工夫した伝統住居です。
上から見ると円形で、屋根の部分は穏やかに傾斜させることにより、季節風の強風にも適応します。
また、窓を作らない。玄関を小さめにする。明かり取りは天窓から。外気温を和らげる羊毛フェルトで覆う。と言った優れた知恵が生かされた木造(骨組みは松や柳)住居です。
天窓から降り注ぐ天の恵みを取り入れ、陽が沈むと瞬く星々を眺めながら時の流れを静かに感じられるとっておきの空間です。
丹波篠山モンゴルの里へは車で大阪市内より約1時間30分。
京都市内より京都縦貫道で約50分のところにあります。
田畑、山を越え谷を越え、里山へと車を走らせると、
風の匂い体感も少しずつ変化を感じる事でしょう。
ゲルの扉をくぐると、フェルト越しに伝わる雨の音や季節の香り、風の気配や人々の声、天窓から降り注ぐ陽の光の中で、大自然の息吹を感じ一体になれます。
季節の花々の移ろいを感じたり、新鮮農作物をシンプルにモンゴル料理で味わい、静かな森林浴の時間を持ってみるのは良いですね。
天然素材に包まれたゲルの暮らしの中で深呼吸。
そっと自分を解放して下さいね。
のんびりほっとする空間はここにあります。
丹波篠山モンゴルの里のゲルは草原から移築したものです。
ぜひ、本物のゲルの暮らしを体験しに遊びにいらして下さい。